井戸中けろぴの思うこと

井戸中けろぴとかいう可愛い名前ですが中身は35歳のおじさんです。

毎日怒られていたあのころについて思うこと

こんばんは井戸中です。

 

今、仕事で毎日毎日怒られていて

自分はなんてダメなんだろう、どうしてこんな簡単なこともできないのだろう。

そう思って仕事に行くのが嫌で嫌で仕方がない方いらっしゃいませんか?

 

何を隠そう僕が26歳で入社した会社で28歳で辞めるまでの2年間

毎日毎日怒られて上記の様なことを思っていました。

 

高卒で某大型スーパーに就職したはいいものの

事務仕事に憧れてデイサービスを運営する会社に転職。

地域密着の会社で僕は事務として雇っていただきました。

しかし、それは怒られ地獄の始まりでした。

 

事務未経験で介護事務の経験もありませんでした。

僕の当時任されていた仕事は以下の通りです。

国保連合会への請求書類の提出

・利用者への利用料の請求

・各事業所の小口現金の伝票処理

・備品の管理発注

・介護の相談のできるカフェでのお弁当作り、配達(週1回)

 

仕事内容は大したことないのですが

未経験の僕は一つずつ覚えなければいけませんでした。

上司の説明は丁寧とはいえず、分からないところを聞くと

「なんで一度でわからないんだよ」

こう返ってきました。

 

これね言われてしまうと次の質問の時ちょっとブレーキかかりませんか?

気弱で軟弱ものの僕は聞くのに勇気が必要でした。

当然わからないことをわからないままにするわけにもいかないので

怒られながら仕事を覚えていくしかありませんでした。

 

ここまでだと当たり前だろ、甘えるんじゃあないよと思うかもしれません。

僕も少し思います。

 

以下に怒られたことを覚えている限り箇条書きにします。

・電話の声に元気がない

・気が利かない

・トイレ掃除率先してやれ(毎週土曜日の掃除の時間)

・ちゃんと仕事に向き合っていない

他にもたくさんありましたがとにかくいびられ続けました。

 

それでも自分が悪いんだと思って耐えながらがんばっていました。

心が折れたのは社内での親睦会に出席したときのことです。

2つのテーブルに分かれて、僕は上司と別のテーブルについて食事をしていました。

会の終盤社長の奥様からアイスが振舞われたんです。

アイスは上司のいるテーブルに出席した人数分出されました。

僕は社長の奥様にお礼を伝え、自分のテーブルの分のアイスを取りました。

同じテーブルの皆さんに配っているときに聞こえてきました。

 

「今の態度みました?ああいう人間なんですよ。本当にふざけてる」

聞こえる声で言ったつもりだったのか聞こえないと思って言ったのか

それは分かりませんが、悔しかったです。

無礼があったとはとても思えませんでした。

次の出勤日に退職することを伝えました。

3時間引き止められました。意味が分かりませんでした。

嫌いなら引き止めるなよと怒りが湧きました。

その時に気が付いたんです。心が死んでいたことに。

 

毎日怒られ続けると心が死にます。

弱気になってミスを呼びます。

自分はなんでこんなミスをしてしまうんだろうと悩んでまたミスをする。

それはあなたのせいではないです。

 

たまに「怒るのは貴方のため」とか言う人がいます。

確かにそういう人がいるのかもしれません。

でもそうじゃない人もいると思う。

憂さ晴らしで怒ってくる人もいると思うんです。

「怒るのも楽じゃない」

は?

じゃあ怒るなバカ。

 

今もし毎日怒られていてこの場末の日記を見た人がいるなら伝えたい

あなたは決してダメなんかじゃない。

あなたに合う職場は他にあるかもしれません。

逃げたって大丈夫です。

僕には味方はいませんでしたがあなたにはあなたのことを評価している人がいるかも。

 

実際僕は次の職場ではほとんどミスはしませんでした。

絶対にあなたが輝ける場所があるはずです。

 

もし、逃げるんじゃなくて立ち向かうのであればそれも応援したい。

顔も形も知らないあなたの味方になりたい。

それはかつての自分の味方になってあげることになると思うから。

 

もしこの日記が誰かの勇気になったら嬉しいです。

 

何が言いたいのかいまいちわかりませんでしたけどこの辺で終わります。

それでは。